おもいきり、織る。

小学校高学年の女の子ふたりが、をり織りのワークショップを体験しました。

カラフルな感じが好きなようだったので、あらかじめ、黒以外の縦糸を何色か、
選んでもらっていました。
今日は、まず、先生がはっておいた縦糸にあわせる横糸を、えらびます。
「さあ、好きな色をえらんでおいで!」
と言われると、うれしそうに糸のならんだ棚の前へ走っていきます。
糸をえらぶ時の顔は、おとなもこどもも、同じ。
真剣です。

クルクル糸を巻いて…
(一回やりかたをならったら、すぐできました)

好きな糸、どれをつかってもいいし、どれだけでも、つかってもいい。
まよわず、織りはじめました。
真剣な顔、でもたのしそう!

おかあさんが、
「こどもですし、 ちょっと織ったらあきるでしょうから、続きはわたしがやりますね~」
とか言っていたのに、おかあさんの出番は、いつまで経ってもあきません。
すごい集中力で、織りつづけます!
ちいさい手が、びゅんびゅん、びゅんびゅん、杼(ひ)をいったりきたりさせます。
いったん、テンポがはまったら、すごい速さ!

おかあさん、実は、じぶんが織りたかったのですが…
ぜーんぶ、織ってしまいました♪

ちなみに、今日縦糸に準備したのは、3メートルの長さ。
3メートル近くも、ひとりで、織ってしまいました!


織姫さま!

かわいいふたりの織姫さまに、椅子の上に立って、写真撮影させていただきました!

この長い布は、何枚かのランチョンマットにするそうです。
布のとちゅうで、はさみをいれてきって、糸の始末ができるように、織らないすきまをつくってあります。

じぶんにこんなことができるなんて、おもわなかっただろう、昨日までの織姫さまたち。
今日は、昨日とは、ちがうじぶんですね。

はじめてのさをり織り、すばらしいワークショップにたちあえて、光栄です。
勝純美(かつ・すみ)先生も、おかあさんがたも、同じときに織っていたおとなの生徒さんも、笑顔、笑顔でした。

ちいさなかわいい織姫さまがた、勝純美先生、取材に快く応じてくださったご家族のかたがた、いっしょにならって、同じ時間を共有したおとなの生徒さま、皆さまありがとうございました!

次回のさをり織りのワークショップは、8月10日(土)です。