さをり織りののれん

先日のワークショップに参加して、勝純美(かつ・すみ)先生にさをり織りの技法をしっかりと習ったかたが、来られました。
今日は、先生のいらっしゃらない日ですが、織りかけの布を仕上げる、ということでさをり織りの部屋へと向かわれました。

この布で、のれんを作るのだそうです。
とちゅうで半分にきって、二枚にして、のれんにするという構想です。

はしの余り糸の始末をしているところ。
フリンジは、シンプルに結ぶだけにしました。
布じたいの、ぽこぽこした糸の質感や、魅力的な色の変化が、より引き立つと思います。

糸の始末をしながら、お話をうかがいました。

勝先生のワークショップに参加してみて、仕上がるまでは、どんな作品になるのかわからないのが、さをり織りだ、とわかりました。
思い通りにならないことや、アクシデント、それじたいも、たのしむのですね。
それでも、織りたい、作りたいもののイメージを持ち続けて、それに近づけようと努力しました。

…といったことを、穏やかな笑顔でおっしゃいました。

さて。
仕上げた作品の重さを、量ります。この重さで、料金が、決まります。

さをり織りのワークショップでは、
講師料   300円
施設使用料 300円
糸代    10 円/1g
をあわせた金額を、いただきます。
講師の先生がおられない時は、施設使用料300円と、完成した作品の糸代のみです。

次回のさをり織りのワークショップは、
10月26日(土)午後
10月27日(日)10時~15時
の予定です。