アルバムのない同窓会

県立大屋高等学校の卒業生さまがたが、訪ねてこられました。
同窓会だったそうです。

「わたしたちは、唯一、卒業アルバムのない学年だったんです」
高校1年生の時に、「卒業アルバムをつくるか、つくらないか」を多数決で票決して、つくらない、と決まったそうです。
何事にも、自主自律の精神をつらぬいた校風を、垣間見た思いがしました。

当時のおもかげをのこした木造校舎を背に、
いちたすいちは、にー!(さんー!)

もうここに学校はありませんが、変わらず、ひとがつどい、まじわる場所でもあります。
だれかと「であう」そして、なにかを「たのしむ」「まなぶ」ために、いつでも、訪ねていける場所として、存在しています。