初夏の日射しが美しい、BIG LABO です。
木造校舎から、はげしいノミの音が
聞こえてきました。
今日は、松田一戯(まつだ・かずき)先生のワークショップ、
招き猫教室が開かれています。
受講者は、木彫は初めて、という男性。
先生のお手本を見ながら、どの道具をつかうか、
ノミの当て方から指導を受けます。
見学にきていたウィズ(お弁当でお世話になっています!)の
安井吉成さんが、
「いい匂いがしますね~」
「これは、クスノキですからね」
と先生。
木の青い香りが、削られたところから、
発散されているみたいです。
風のふきぬける木彫教室のなかで、
熱く木を削る男たち。
松田一戯先生の道具。
「自分で研ぐんですか?」
の問いに、あたりまえだという顔をされました。
二日間かけて、一体の招き猫を彫ります。
彫った猫は、作者の顔にどことなく似ているんだとか。
出来上がりがたのしみです。
♪ ♪ ♪
午後遅く。
どのくらい進んだのでしょうか?
顔を彫っているところです。
先生の指導が、ていねいに入ります。
先生の削る音は、すごく軽快。
さらさら、しょりしょり、て感じです。
「今まで、何体くらい、猫を彫ったんですか?」
「数千!」
数千何個かめの、猫がかろやかに、
形をあらわしつつあります!!